翻訳と辞書 |
モチーフ (物語)
物語におけるモチーフとは物語を構成する要素、ことにシンボル化され得るようなものを指す概念である。 == 概論 == 口承伝承、小説、演劇、映画、漫画などの物語には共通した事物、類似の役割を果たす人物、似たような出来事が多く認められる。それは例えば「主人公だけが使える剣(武器)」、「隠された宝物」、「英雄」、「魔法使い」、「隠遁者」、「誘惑する女」、「三角関係」、「心中」、「自己犠牲」などであり、それらを総称してモチーフと呼ぶ。モチーフはときにその物語の主題(テーマ)そのものともなるが、多くは物語の一要素として用いられている。 モチーフの多くは神話や伝説にまでその系譜を遡ることができるが、時間旅行のように比較的新しいものもある。また、一般にモチーフはジャンルを問わず現れ、漫画やアニメにも神話以来のモチーフは多く認められる。 モチーフは種々の物語に繰り返し現れるために、何らかのシンボルとして解釈されることも多い。心理学者の C.G.ユングが元型と呼んだ「影」や「アニマ」、「老賢者」なども、人物のモチーフを強くシンボル化したものと解釈することもできるだろう。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モチーフ (物語)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|